あらら(*´Д`) ひどいことになってるエンジンフードが海で日焼けした2日後の肌のように皮むけてるよ! ラインは色あせて消えているし(/_;)
よく見ると右フェンダーにも日焼け皮むけが!
フロントバンパー上部にも! 「どうせなら全部まとめて修理してスッキリしちゃいましょと」提案 🉐一回で修理すれば割安に出来ますし🉐
エンジンフードの日焼けが一番ひどい 専門用語ではクリヤーとカラーベースの層間密着性が悪いと言います。ガムテープを張るとバリバリ剥がれる、エアーブローしただけでもペリペリ剥がれる 時々新車でもエアーブローで剥がれる車もあるんですよ! まさか!?でしょ 本当なんです。
まずはフードの痛んだ塗装の剥離作業です これが(;´д`)… なるべく下地にダメージを与えないように気を使いながら削りこむので大変な作業で気が遠くなるんです。 修行時代に親方によく言われました 「ただ削りゃいいんじゃねんだよ!!心を込めて削るんだ」 Waht?? 意味わからんと思ってましたが今はよく解るし今は言う立場(^^ゞもう少し具体的に教えますけどね
悪い塗膜を剥離したら2液(硬化剤を入れて反応させて固まる塗料、約60℃の温度で焼き付けるとより強固な塗膜になる塗料)のプラサフを塗装して焼き付け乾燥後数日放置します。そうすると更にプラサフが締まって下地の深いキズが浮き出るので、そのような不具合をこの時点で出し切ってしまい処理していきます。本来はこのように、じっくりと乾燥させたいのですが、なかなか納期を切られてしまうとできません。今回のお客様は納期を多めに頂いたので下地乾燥を長く取れました。仕上がりは当然綺麗で末永く艶が保持できるんです。
プラサフを研磨して面を整えてベースを塗装してクリヤーを塗装したところです。
いい艶でしょう! これを乾燥させてラインを入れていきます。
まずは2本縦に走る太いラインの塗装
ベースの色よりソリット感のあるラインですがこれも少しパールが入っています。
各色塗装後に乾燥をしっかりとって白のストライプ入れます。
白ストライプが入ると雰囲気が一気に変わります。 ニンマリ(^^♪してしてしまいます。
最後にもう一度クリヤーを塗装してストライプラインの境界線の段差をなくします。 これを乾燥して磨いて完成です。 引き取りに来たオーナーも完成を見てニンマリでした。 元のラインとストライプはステッカーでしたので色あせてしまいましたが今回は塗装したので色あせることはないですね✌ ありがとうございました>^_^<
完成!!!